教育訓練給付金でIT資格を取って転職した人の実例——費用・学習期間・年収変化を解説

教育訓練給付金を使ってIT系資格を取得し、転職に成功した人はどんな資格を選び、費用と期間はどれくらいかかったのか。実例ベースでわかりやすく解説します。

教育訓練給付金はIT転職に使える

「IT業界に転職したいけど、プログラミングスクールや資格取得の費用が高い」——そんな悩みを持つ人に活用してほしいのが教育訓練給付金です。一般教育訓練なら受講費の20%、専門実践教育訓練なら最大70%が戻ってくるため、IT系資格取得のコストを大きく下げられます。

ここでは、実際に給付金を活用してIT資格を取得・転職した人の事例をもとに、費用・期間・年収変化を紹介します。

実例1:一般教育訓練(20%還元)でITパスポート→基本情報技術者取得

営業職から事務系IT職(社内SE補助)への転職を目指した30代前半のケースです。

  • 選んだ資格:ITパスポート → 基本情報技術者試験
  • 受講した講座:資格対策の通信講座(一般教育訓練指定)
  • 受講費用:約5万円 → 給付後の実質負担 約4万円
  • 学習期間:ITパスポートは2〜3ヶ月、基本情報は追加3〜4ヶ月
  • 転職後の年収変化:年収330万円 → 370万円(約40万円アップ)

「資格があることで書類選考が通りやすくなった」という声が多いです。未経験転職の足がかりとして、まずITパスポートを取るルートは費用対効果が高いです。

実例2:専門実践教育訓練(最大70%還元)でプログラミングスクール受講

製造業の現場職から未経験でWebエンジニアへの転職を目指した20代後半のケースです。

  • 選んだ講座:専門実践指定のプログラミングスクール(6ヶ月コース)
  • 受講費用:約55万円 → 給付後の実質負担 約17万円(70%還元)
  • 学習期間:6ヶ月(HTML/CSS → JavaScript → React → バックエンド)
  • 転職後の年収変化:年収280万円 → 400万円(約120万円アップ)

ポイントは「ハローワークで事前手続きをしてから受講する」こと。事前申請なしで受講を始めると給付対象外になるため、必ず受講前にハローワークに相談しましょう。

IT系転職で使いやすい給付金対象資格・講座の例

  • 一般教育訓練(20%):ITパスポート、基本情報技術者、AWS認定資格対策、CompTIA A+など
  • 専門実践教育訓練(最大70%):プログラミングスクール(テックアカデミー・RUNTEQ等の指定コース)、データサイエンス講座など

対象講座かどうかは、厚生労働省の「教育訓練講座検索システム(BRUSH UP! STUDY)」で確認できます。受講前に必ず検索して、指定講座であることを確認しましょう。

給付金を受け取るための基本条件(おさらい)

  • 雇用保険の被保険者期間:一般は1年以上(初回)、専門実践は2年以上
  • 専門実践は事前申請が必須:受講開始日の1ヶ月前までにハローワークで手続き
  • 修了要件を満たすこと:専門実践は修了後に追加給付(20%)が受けられる

まとめ

教育訓練給付金は、IT転職を目指す人にとって非常に使い勝手のよい制度です。まずは給付率20%の一般教育訓練でIT資格取得から始め、本格的なプログラミングスクールには専門実践を活用するのが費用対効果の高い順序です。事前にハローワークへ相談し、指定講座であることを確認してから受講を始めましょう。

まずは無料で診断してみましょう。

給付金対象の講座を探す (費用の最大70%が国から支給)