専門実践教育訓練給付金は「事前のキャリアコンサルティング」が必須——ジョブ・カード作成の流れ
専門実践教育訓練給付金を申請する前に必須となるキャリアコンサルティングとジョブ・カード作成。何をどこで受ければいいのか、流れと注意点を解説。
「講座に申し込む前」にやるべきことがある
専門実践教育訓練給付金(年間最大56万円が支給される高額給付制度)を利用する場合、一般教育訓練給付金とは異なり、受講開始前にハローワークが指定するキャリアコンサルティングを受け、「ジョブ・カード」を作成することが受給の必須条件になっています。この手順を知らずに先に講座へ申し込んでしまうと、給付が受けられなくなるおそれがあるため、最初に確認しておくべきポイントです。
キャリアコンサルティングとは何か
キャリアコンサルティングとは、キャリアコンサルタントの資格を持つ専門家と面談し、これまでの職務経験や今後のキャリアの方向性を整理したうえで、その講座を受講する意義を確認するプロセスです。ハローワークや、ハローワークが提携する需給調整機関で受けることができ、多くの場合、無料で利用できます。
ジョブ・カード作成の流れ
- ステップ1:事前準備:厚生労働省のジョブ・カード様式をダウンロードし、職務経歴やこれまでのキャリアを整理して記入します。
- ステップ2:キャリアコンサルティングの予約:最寄りのハローワークまたは登録キャリアコンサルタントに相談予約を入れます。受講開始の1ヶ月以上前に済ませておくのが安全です。
- ステップ3:面談・ジョブ・カード完成:面談を通じて、講座受講がキャリア形成にどうつながるかを一緒に整理し、ジョブ・カードを完成させます。
- ステップ4:受給資格確認手続き:完成したジョブ・カードを添えて、ハローワークで受給資格の確認を受けたうえで、講座に申し込みます。
手続きを忘れると給付が受けられない
専門実践教育訓練給付金は、受講開始日の1ヶ月前までにこの手続きを完了させておく必要があります。「講座に申し込んでからハローワークに行けばいい」と誤解して手続きが後回しになり、給付要件を満たせなくなるケースが実際に発生しています。高額な講座ほど給付額も大きいため、申込み前に必ずハローワークで手順とスケジュールを確認しておきましょう。
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